今月もあっという間に終わりに近づいてきました。
今年は公式大会がもう年内はありません。例年なら11月はいくつかの大会があり、じっくりと心や体、足らない事に向き合う時間はありませんでした。
しかし、今年はコロナの影響で大会が無くなったことにより、逆にしっかり選手たちの課題に向き合う時間ができています。
ある意味でこのような時間は本当に大切な時間になります。
柔道は一人ではできません。
一緒に組み合ってくれる相手がいるからできます。
勝負できるライバルがいるから強くなれます。
身近に切磋琢磨できる仲間がいるから人として成長できます。
応援してくれる保護者や関係者がいるから壁を乗り越えることができます。
今月は基本的なことから、体力・精神力アップを目指す内容まで様々なメニューで毎日成長を促しています。
監督として時には厳しく追い込む声掛けをします。コーチは体を張って選手たちを追い込みます。
すべては選手たちの目標達成のため。
小さな課題を一つひとつ越えることで小さな自信にします。
急激な成長はなかなかありません。(時に一気に成長ということがあるのも中高生の面白さでもありますが・・・)
小さな自信の積み重ねが成長への近道。やはり積み重ねに勝るものはありません。
だからこそ正確に、きちんとした動きや形で覚えなければなりません。
基本は大切です。
今月と来月の前半までに心と体をしっかりと改革したいですね。
「今が大切」
選手たちを信じ、明日からも声掛けし続けていきます。