監督も世界柔道選手権についての感想がコメントされてました。自分は個人戦は結果だけニュースなどで知っていました。最終日の団体戦だけは、録画して昨夜見ました。結果は知ってましたが、やはり試合の流れや作戦などは実際見ないと解りませんね。決勝戦は見ごたえのある戦いでした。引き分けがないので必ず勝敗をつけるのが、一般的な団体戦との違いです。ひとつ気になったのは、押さえ込まれた外国選手は、完全に決まってしまうとすぐ参ったをして時間いっぱいまで何とか逃れようとする姿勢が全く無いことは、非常に違和感がありました。最後まで諦めずに何とかしようとする気持ちは無いんかい!
先日、大橋海斗の試合のVTRで見ましたが、彼は押さえ込まれてそれを何とかひっくり返し、1本で逆転した試合がありました。どうしても勝ちたいと言う気持ちが力を生み押さえ込みをひっくり返したんだと見ていて思いました。勝ちへのこだわりがなければそうゆう力は出ません。諦めるのは簡単です。しかし20秒?の間に何とかしようという姿勢は大切です。
関節や絞め技で参ったするのは解りますが押さえ込みで参ったは無いでしょう。ましてや国の代表なんだから簡単に諦めるなよ!と思って見ました。開催国のロシアは、そこまでの意地が無いんですな。
日本男子は4年ぶりの優勝はとても良かったです。
1本を確実に取る事、これがこれからの新しい柔道だと思います。技を掛け切る事それが大事ですね。川口 喜靖