今日は早朝から三年生進路決定者の課外活動の引率で、三島市にある臨済宗の禅寺、修行僧が集まってくる修行道場でもある龍澤寺に行って来ました!
引率が本来の仕事ですが、私の目的はただ一つ、「勝負に勝つ為のヒントを探す事」でした。
臨済宗といえば、「自力本願」の厳しい修行のある禅寺が多いという事は知識としては持っていましたが、その実情は全く知りません。2時間程の体験ですが、何か必ず学ぶ事があると思い、研究日返上して行ってきました。
まずは極寒の広間で老師様の講話を1時間拝聴しました。東京大学座禅部の顧問をされているという肩書もお持ちの老師様の講話は説得力のあるお話しばかりで大変勉強になりました。
特に「物理的時間と心理的時間」については、改めて時間の大切さを感じることができましたね。人間全てに平等に与えられた時間をいかに有効に、濃密に過ごすかが成長に大きく影響することは言うまでもありません。
あのピンと張り詰めた冷たい空気の中で、老師様の講話によって聞く事で、更に強くインプットする事ができました。
そしてその後、1時間の座禅修行。極寒の中でしたが、不思議なものでしだいに下半身は暖かくなってくるものですね。修行僧の方が、無心になる事で血流が頭から下半身へと降りたからだとおっしゃっていました。邪念を捨ててただ一から十までの数だけを心の中で唱え続けることで集中力を高めることができる。それが座禅だとおっしゃっていました。
ちなみに、修行僧の皆様は先日修行の一つとして、朝の3時から夜中の12時まで食事トイレ以外は全て座禅をし、睡眠の3時間も横にはなれない。という荒行を1週間続けたそうです。
今の私たちの生活からは想像も出来ない世界です。それだけ「厳しいことをしたからこそ悟りを開くことができる」ようです。
臨済宗は特に厳しい宗教のようでしたが、勝負に勝つ為のヒントをしっかり見つけることができました!
今年の高校総体で、悲願の団体戦県大会優勝をする為に、監督としてできる事を様々な方向からこれからも考えていきます。
今日から新たなスタートを切りました!毎日を全力疾走するしかありません。
「必ず夢を現実にします。」
最高の原石達を磨き続けます( ̄^ ̄)ゞ