五月、GWを過ぎると新入生たちはかなり疲れが溜まってくる頃ですね…。
小学生から中学生、中学生から高校生へは明らかに全てにおいて生活が変わったはずです。授業もステージアップすれば当然大変になってきます。本校は学業も重視する学校ですから尚更ですね^_^;
ふと、昔を思い出しました…。
私が本校でまだコーチだった頃、この時期になると決まって新入生が悲壮感を漂わせながら柔道教官室にきました。そしておきまりの言葉です。「勉強に集中したいので部活を辞めさせて下さい…」
この言葉を聞く度に胸が苦しくなり頭を悩ませたものでした。インハイ県大会前の大切な時期に必ずでしたから…。
新入生たちにとっては入部して直ぐに一番大切な試合に向けてのキツイ厳しい稽古ですから、本当に辛かったと思います。大切な時期なんてわからなかったでしょう。あの時代は半分以上の選手が柔道のじの字も知らない素人の子ばかりでしたから…。それでも私の思いを受け止めてくれ、踏ん張りきった選手たちは大きく人間として成長したことは言うまでもありません。
さて、今は全員がチーム日大三島柔道部の一員として文武両道を貫きたいという覚悟を決めて入学してきた選手ばかりです。間違いなく疲れは溜まってきているでしょう。でもここを乗り切れば必ず大きな波が後ろから押してくれます。チーム全員で支え合って踏ん張りましょう(^o^)/
県の頂点はそんなに簡単なものではないですから…まずは個人戦まで後5日。選手たちの能力を引き出し切ります( ̄^ ̄)ゞ