6月6日の再スタートから1か月がたちました。
自宅での自粛生活の中でもそれぞれが自主トレに励んではいましたが、組み合ってぶつかり合う柔道はコロナのこともありますがそれ以上に大きな怪我の方が心配です。
慎重に、じっくりと内容を吟味しながら稽古を続けてきました。
3年生は事実上引退になり、2年生へと引き継ぎました。無念しか残らなかった3年生達ですが、その思いは必ず後輩たちが晴らしてくれます。幸い3年生たちの弟が2人も
在籍しています。
「兄の無念は弟がとる‼」
表には表現しなくても「血が理解」していると思います。期待しています。(時代錯誤で申し訳ありません(^_^;))
新キャプテン原章博を中心に新チーム、楽しみです\(^o^)/
さて、稽古内容ですが全柔連の指針の通り段階1から行っていきました。心肺機能を上げる事と、リズム感を上げるために音楽に合わせたエクササイズを取り入れたり、
縄跳びも積極的に取り入れました。また、一人打ち込みも帯を使った、より効果的な方法を大橋コーチが取り入れてくれた為、かなり充実しました。
21日には、遅くなりましたが父母顔合わせ及び父母総会を行う事が出来ました。総会終了後には、保護者対象の栄養講座を公認スポーツ栄養士の石井浩子先生に今年も行っていただきました。
栄養管理がアスリートにとっては最重要になってきます。特に中高生は成長期。保護者のご理解無くして立派な体作りはあり得ません。保護者の皆様に理解していただき、素晴らしい時間になりました。石井先生、今年もありがとうございました。
段階1を2週間以上行い、段階2の稽古ではとにかく「基礎基本の徹底」をテーマに毎日あたりまえの事を確実に理解しながら行っていきました。基本はわかっているようでできていないことが本当に多いです。今の期間に、目先のカッコいい技の研究や体が目に見えて大きくなり効果が分かりやすい筋トレにばかり没頭してしまい、一番肝心な「崩し」「作り」「掛け」「さばき」「極め」等柔道の極意をおろそかにしてしまっては県の頂点どころか県の上位に名を残すことはできません。もちろん研究や筋トレは大切であり、やらなければならない一つではあります。バランスよく取り組むことが大切ですね。
柔道という武道の特性や極意をしっかり理解し、身につけることで心のこもった「オーラのある打ち込み」を自然にできるようになるでしょう。そしてしっかりとした「得意技」を身につける事が出来るはずです。
今の期間、選手たちには地味な「基本の徹底」を伝え続けます。
7月に入り、昨日5日から段階3に入りました。もちろん基本の徹底は継続しつつ、短い時間での集中した乱取り稽古をメニューに入れました。
やはり乱取りはいいですね。熱い道場が戻ってきました。
まだまだ気を抜ける状況ではありませんが、一歩一歩前に進んでいます。
この期間何よりうれしかったことは、OB達が毎日道場に足を運んでくれて、後輩たちに稽古をつけてくれていることですね。
日体大・日大・慶應義塾大・株式会社イカイ等、大学や実業団で競技を続けているOBはじめ、本当に多くの関係者の皆様が日大三島の道場に足を運んでくれています。
休日には部員よりも多く集まってくれています。この環境は宝物です。現役選手はこの最強の環境を大いに利用し、しっかり吸収して欲しいですね。コロナ問題で大会が無くなり、先も見えない状況は続きますが、このOBたちが集まってくれるという事はコロナのプラスの影響ですね。
今日も大雨で授業を通常通り行う事が出来ません。毎日何が起こるかわからないこんにちです。とにかく一日一日を大切に全力で過ごしたいと思います。
HPもまたより充実していきたいと考えてはいます。私がずぼらな性格なので延び延びになるかもしれませんが・・・。期待せずに待っていてください(;^ω^)
今後も日大三島柔道部をよろしくお願いいたします\(^o^)/