稽古が終わって職員室に帰り、一仕事終えてから、いつものように駐車場に向かって歩いている時に、ふと目にとまる光景がありました。
合宿所が跡形もなく無くなっていました…。
高校三年間、沢山の思い出の詰まった合宿所でした。
夏休みに必ずあった地獄の夏合宿。
私が高校時代は当然エアコンなんてありません。扇風機すらあったかどうか…。一年生のときには間違いなくうちわだけでした。
飲み物も自由に飲めない時代でした…。
ポカリの空き缶を監督に見つかってこっ酷く叱られた記憶が鮮明に頭に刻まれています。
1日1日何とかやり切って、二段ベッドで同級生と語りあった思い出もあります。
監督に部屋に呼ばれて、マッサージをさせられながら色々な話をして頂いた思い出もあります。
本校に奉職してから、久しぶりに泊まった合宿所は相変わらずの鉄の階段でしたが、エアコンが全ての部屋についていました。
時代を感じた瞬間でした。
でも昔と変わらない建物はやはり、何か嬉しいもので、教え子たちに色々語った思い出のある合宿所でした。
その場所が無くなっていました…。
カタチあるモノはいつか必ずなくなります。
それは自然の摂理。
変えられない事です。
しかし、思い出や人と人の繋がり、絆はなくなるモノではありません。
一番大切にしたいモノです。
チームの絆…
日大三島柔道部の絆は永遠のモノだと思います。
仲間を信じ、そして大切にしていきたいですね(=´∀`)人(´∀`=)