ここ数年私は本校進学科の中のスポーツクラスの担任をしています。このクラスは全員が運動部に所属しています。東海大会以上に出場する事は、どの種目でも大変ですね。
東海大会以上に勝ち上がる事ができた生徒には共通点があるような気がします。それは、「弱音や愚痴を簡単に軽はずみで言わない。」ということです。練習が厳しいのは当たり前。休みが少ないのも当たり前。その事に対してすぐに、あるいはいつも「練習だるいなー。休みたいなぁ。」なんて事をクラスメイトや担任に軽く話しているようでは絶対に静岡県レベルから抜け出すことはできません。もちろん、練習がキツくて休みたい、逃げたいという気持ちはわかります。誰にでも弱い自分がいますから。しかし、その弱い自分に負けたらおしまいです。相手に勝つ前に自分に勝たなければ先には進めません。それが、本校柔道部の部訓である「克己」です。
どうしても辛くて苦しい時には信頼できる身内や、友人、担任の先生に真剣に相談し、弱い自分をさらけ出す事はたまには良いと思います。さらけ出すだけ出して、開き直ることが出来れば成長ですから。
良くない事は、とにかく「軽はずみな言動をする事です。」
毎日スポーツクラスの生徒たちを見ていると良くわかります。毎日のように辛いだとか、練習やだなー、練習のやり方がおかしいなど文句ばかり言っていた時には全く結果が出ていませんでした。しかし、そんな声が聞こえなくなってきたなと思っていたら自然に結果がついてきましたね。何部とはいいませんが、確実に意識が変わった選手が増えたことで結果がでてきました。
勝っている生徒はみなしっかり目標を持ち、その達成の為には今の練習に疑いを抱かず、まわりを信じ、自分を信じて努力しています。
素直な気持ちで自分の心にしっかり向き合い、毎日最高の努力をすること!
これしかないですね( ̄^ ̄)ゞ