毎日ジリジリ温度が上がりまもなく、梅雨も終わり本格的な夏がやってきます。8月上旬には、いよいよインハイが開催されます。個人で大橋が出場します。春の選抜、そして先日の東海大会のリベンジを是非果たして頂きたいと思っています。運も実力のうちといいますが、運だけでは、勝てません。自分の経験からですと、事前に余り相手の情報は入れませんでした。組み手が右か左かでけは、後輩にスパイさせ後は本番での勝負でした。情報が沢山あると、自分の攻撃方法がきっちりと決まらず、攻めないで試合が終わってしまうからです。組み手だけ解れば、引き手、釣り手から取ってこの技で仕留めると決め手試合しました。先手で一本取れればそこで終了ですし、ポイントが取れれば相手が焦り、スキが出来取れます。一本取りきれないと判断すれば、攻撃をとめず終始攻め判定勝ちをするのが、自分の個人戦の必勝法でした。
今の時代はゴールデンスコアがありますから、勝負が決まらないと時間無制限での延長になります。これはスタミナ配分が出来ず非常に難しいです。勝っても疲れを残せば次の試合でバテて負ける可能性があります、勝てる相手でも勝てませんね。
今の時代の個人戦は、試合時間にきちんと勝負をつける為、先手先手で攻める、ある面自分の時代と変わってないかも知れません。
全国大会は知らない選手が殆どです、相手も条件一緒です。自分を信じて勝負してもらいたいですね。
見学をする生徒は、団体戦での試合運びと、個人戦での試合運びの違いを勉強してきて下さい。団体、個人両方出場する選手は結構います。けして同じ試合運びではないはずです。それを自分の目で見て感じてきて、今後の自分に応用して下さい。遊びでは無いからね!!
川口 喜靖