中体連県大会2日目。今日は個人戦が昨日と同じ静岡市北部体育館で行われました。結果は…
−60kg級 菊池 魁(三年生) 準優勝
−81kg級 依田絃希(三年生) 準優勝
+90kg級 武井朔太郎(一年生) 1回戦
でした。
三年生の2人は日大三島中柔道部の強化を始めた最初の選手です。必ず全国大会で活躍したい!目標は全国優勝!という思いで、中学受験をクリアしてくれました。二年半勉強との両立に苦労し、色々反省そして成長を繰り返し、一歩一歩前に進んできました。
「何としても全国の舞台で戦わせてあげたかった…」
99%の努力と1%の運…。
もしかしたら運を掴むことができなかったのかもしれません。
2人とも実力は確実に県の頂点でした。でも最後の結果は2位…。
全国の切符を掴むことができませんでした。
最高の笑顔で終わることができませんでした…。
2人とも初戦こそ硬さがありましたが、勝ち上がるほど動きも良くなりオール一本で決勝に進出しました。応援してくれた皆が優勝を確信していたのではないでしょうか。私も全く迷いなく、決勝の舞台に送り出しました。
魁の相手は会長杯で勝った、大淵中の井出選手。長身で実力のある選手です。簡単には勝たせて貰えないとは思いましたが、まさかあんな形で抑えられ一本負けするとは思いませんでした。試合を振り返ってマイナス部分を考えてみると、気負いがデカかったかもしれません。絶対勝つ!という気持ちが本来の自分の柔道でない動きを生んでしまいました。最初の寝技の攻め…。寝技で攻める事は決して悪くありません。むしろ良い事です。でも、魁はいつもあんな状態で寝技の攻めをするタイプではありませんでした。余計な体力を使ってしまったかもしれません。そして最後は逆に中途半端に相手の寝技の攻めを受けてしまいました。
絃希の相手は会長杯準決勝で、まさかの反則負けをくらってしまった高台中の飯田選手。長身で懐が深く、受けの強い選手です。ガンガン前に攻めて行けば問題ないと思っていましたが、組み手でコントロールされ、絃希らしい攻めができませんでした。慎重になり過ぎたのかもしれません…。もっと強気で攻めさせたかった…。
決勝で負けるほど悔しいものはありません。この悔しさを絶対に忘れずに必ずリベンジさせます!悔しさをプラスに捉えることが出来れば必ず大きなチカラに変わります!2人なら必ずここでひとまわり大きく成長してくれるでしょう。そして今回出場できた朔太郎はじめ、一年生達もこの経験をしっかりプラスにして、2年後確実に県の頂点に立つ為の努力をしていきたいですね。稽古だけではなく、毎日の生活全てが大切ですよ!
「勝ちは選手の努力、負けは監督の責任」
今回も正にこの言葉の通りです。高校生のインターハイに続いて今回の中体連。私自身指導者としてもっともっと成長しなければ選手の努力を結果に反映させることができません。
今回の敗戦を通して更に気持ちを強く持って、工夫した努力をしていきます。
今回もたくさんの応援、本当にありがとうございました。そしてすみませんでしたm(_ _)m
「実力を結果に繋げる」
この事をテーマにまた明日から走り続けます。今後ともよろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ