本日静岡市北部体育館にて、中体連県大会団体戦が行われました。
日大三島中柔道部として初めての挑戦です。初戦から気を抜けない戦いになる事は覚悟していましたが、本当に厳しい試合でした。
1回戦はシードされ、2回戦からの登場でした。相手は静岡4位の常葉橘中を倒してきた、磐田南部中。一年生の進化を試す相手です。先鋒伊與田は今まではなかなか強気の攻めが出来ずに悔し涙ばかり流していました。しかし、今日は前に前に攻める姿勢を貫き勝ちに等しい引き分け。仕事をしました。そして次鋒福澤。持ち前のテンポの良い技を出し続け指導を取り、完全に勝ちのペースでした。しかし、一瞬の甘さを突かれて返され有効負け…。かなり良い攻めをしていたので勝たせてあげたかったですね。中堅副将の三年生コンビは格の違いを見せつけ一本勝ち。そして大将武井。チームの勝利は決まっていたので、気持ちを楽に思い切り攻めて欲しかったのですが中途半端に掛けた所を切り返され、更に自らまわってはいけない方向にまわり、一本負け。
残念でした。
試合に負けることは、もちろん良い事ではありませんがそれ以上に負けて帰って来た時の表情が良くありませんでした。泣きべそをかいて、この世の終わりのような顔をしていましたから。悔しい気持はわかりますが、あそこまで落ち込む内容ではありません。
あの表情は不安しかない、試合する前から負けていたからこそ出る表情です。
試合前、ずっと受けてくれた高校生も悔しかったでしょう。何が悔しいかって、それは武井自信が自分の技に自信を持って掛け切らなかった事が悔しいと思います。やってきた事を信じ切れていなかった事が寂しいのです。
本当に厳しい、熱い良い稽古していましたから…。
結果は2-2の内容勝ち。
なんとか準々決勝戦に進出しました。
相手は予定通り第4シードの引佐南部中。前回とは異なるオーダーでくる事は承知していました。
先鋒、集中力の欠如から簡単に抑えられ一本負け。次鋒は完全に組手ミス。勝負しなければいけない場面だったので、痛恨の一本負けでした。中堅はまたまた明らかな格下の相手に一本勝ち。そして副将。ここは一本勝ちしたかったところでしたが、相手は徹底して逃げてきました。取りきれず指導3勝ち。もう少し賢い戦い方は出来ましたね。
ただ、この戦いを決してマイナスに考えない事です。
苦手意識のある左相手に、今日ミスが分かって良かったと思います。これが個人の決勝だったらもっと致命傷になったでしょう。戦い方がわからない訳ではありません。ちょっとしたポイントです。もう一度やってきた事を考え、思い出せば明日は問題なく、勝ち切れます。
投げて一本取るだけが勝ちではありません。明日は個人戦。今日の相手のように一本負けしなければいいなんて気持ちで、戦ってくる事はありません。しっかりペースをつかめば必ず相手に隙が生まれ、チャンスに繋がります。後は自分を信じ、思い切るだけですね!
そして大将。出だしは悪くありませんでした。しかし片襟の指導がいらなかった…。完全に冷静ではありませんでしたね。もう少しリラックスさせて戦わせてあげたかった。監督の采配ミスです。
明日も同じ相手です。全てを出せるように気持ち作りをします!
結果は2-3負け…。
初挑戦は第5位入賞止まりでした。なかなか簡単には勝たせてくれないですね。
でも、地区大会から良く頑張ったと思います。一年生が1試合毎に成長しています。ますますこれから楽しみですね!
さぁ明日は個人戦。焦らず気負わず一歩ずつです。
改めて、「組手の徹底と先に前に出続ける」この二つです。
優勝メダルを首に下げ、最高の笑顔で終わりましょう( ̄^ ̄)ゞ
全員が信じています。
後は選手自信が自分を信じ切るだけ‼︎