コロナの影響で長い間道場での稽古はかなわず、毎日毎日自主練に汗を流していました。
本日、本当に久しぶりに部員が日大三島柔道場に集合しました。
新入生5名+2年生の新入部員1名も新たに参加し、総勢18名になりました。
本来は4月にこのメンバー顔合わせが行われ、ここからインターハイに向けて全力で走り続けるところですが、現実は・・・
本日再スタートと同時に3年生現役最後の日となってしまいました。
60期生であるこの3年生の代は思い返すと本当に多くのことがありました。
何度も何度もミーティングを重ねました。
何度も何度も涙を流しました。
だからこそ最後の最後に皆でうれし涙を流したかった。皆でやり切りたかった・・・。
選手たちにとってこの思いは必ず、必ず大きなプラスになります。
人生80年。
こんな理不尽で想定外の辛さは当分もうないでしょう。
今回の事は全く本人たちに原因がないのですから・・・。
辛い事が起きた時、その時には理解できなくても、後々冷静になると少なからず自分にも責任があったりするものです。
新型コロナウイルス・・・
いつか笑って話せる日が来ることを願いたいですね。
3年生たちが後輩たちに、今の心境を語ってくれました。
「前向きな言葉で後輩たちにバトンを渡してくれました。」
私たち大人よりも「ある意味オトナ」かもしれません。
60期生の悔しさは必ず後輩たちが晴らしてくれます。
まだまだ見えない敵との戦いは続きますが、「With コロナ」の精神で上手く付き合っていくという気持ちにならなければ・・・ですね。
60期生の公式の大会は終わってしまいましたが、日大三島柔道部員としての活動はまだまだ終わりではありません。
先ずは希望の進路に向けて全力で努力して欲しいですね。全力でサポートしていきます!
そして、別の角度から柔道とも向き合って欲しいです。もっともっと柔道が好きになると思います。
落ち着いたら何時でも道場に顔を出して、後輩たちに刺激を与えてください。優しい声を掛けてあげてください。
感謝の思いをこれからも持ち続けて、日大三島柔道部員としてのプライドを持ち続けて生活していきましょう。
一番苦しい思いをした60期生だからこそ、「最高に優しい人間になれる」はずです。