6月21日、神奈川県小田原市にある相洋高校にて第30回相洋杯中学校柔道大会が行われました。神奈川県を中心に静岡県、埼玉県など多くの中学校あるいは道場の選手たちが参加するレベルの高い大会です。
今年は個人戦だけでなく、初めて団体戦もエントリー出来ました。
結果は団体戦ベスト8、個人戦は60キロ以下級で、三年生菊池魁が優勝。81キロ超級で、三年生依田絃希がベスト8。一年生3人は怪我による棄権も含めて皆、初戦敗退でした。
午前に個人戦が行 われ、午後に団体戦という流れは初めての経験かもしれません。
今大会の1番の目的は、結果を出すということよりも中体連に向けての課題の確認でした。
しっかり課題は浮き彫りにされたでしょう。三年生2人は今までは、まだ来年があるという気持ちで試合に臨んでいたと思います。追い込まれた状態、要するに「絶対今年は負けられない」という気持ちの中で、平常心を保って勝ち切る難しさを実践で感じてくれたと思います。そんな中、魁は苦しい戦いもありましたが、しっかり試合の中で修正し、頂点に立ちました!また一歩大きく成長し、自信にする事ができました。
絃希は準々決勝が一つのヤマでした。ここをしっかり勝って、自信にしたかったのですが、日頃の稽古で出ているマイナス部分が見事にでてしまいましたね…。投げ急いでしまった。そして何より「返されたくない気持ち」が、「投げたい気持ち」よりも上回ってしまいましたね。今、毎日の稽古でもその部分を修正している所です。今回の負けで完全に頭で理解してくれたでしょう。後は身体でしっかり覚え込むだけです。主将として今回の結果はしっかり反省してくれると信じます。追い込まれた精神状態で、出される技、動きが自分自身に身についたものです。しっかり修正して、本番で笑えるようにします。ただ、余りマイナスばかり考えない事です。絃希は81の選手。今回エントリーしたのは81キロ超級でしたから…。中学生の一階級以上、上はレベルが上がれば上がるほど厳しくなってきます。中体連は、しっかり81で全国に羽ばたかせます!
そして、一年生達です。先鋒の伊與田涼大は膝の怪我の為、棄権。怪我はあってはいけませんが、ある意味仕方ない部分もあります。しかし、今回涼大は怪我人としての行動が反省ですね。団体戦のレギュラーとして棄権するということは相手に一本与えるということ。そこをしっかり自覚して行動して欲しかった。一年生だから…でずっといるとそのまま3年間終わります。
次鋒の福澤翔太郎です。先ずは朝の一番の顔が良くなかった。試合の前日の過ごし方を改めてしっかり考え、改善して行きたいですね!毎日の生活を中体連までにしっかり修正して行きます。そうなれば、翔太郎は間違いなく「取れる選手」になります!
大将の武井朔太郎です。今日は完全にビビっていましたね。前回の団体戦では思い切りの良さが出ていましたが、今回は待っている時から不安しかなかったと思います。顔に完全にでていましたね…。朔太郎には「大将の覚悟」を中体連までにしっかり植え付けていきます!レベルは別として、誰よりも安定した努力を毎日続けているのは朔太郎です。日大三島中の大将としてベストな人間です!確実に成長しています。今回の負けで落ち込む必要はありません。今のままの努力を継続すれば、必ず結果はついてきます。
全体を通して、悔しい思いを皆がしました。さぁ、これからがふんどしの締め直しです!1番の目的である、課題の確認はできました。後はやるか、やらないかだけですね‼︎‼︎
しっかりまとまって行きます。
高校生たちも来月4日はジュニア県予選です!最高の戦いをしてくれるはずです。楽しみはまだまだ続きます(*^◯^*)
今日も朝早くから色々とありがとうございましたm(_ _)m今後もよろしくお願いします。