日大三島高等学校・中学校の柔道部ホームページです。柔道部の活動内容や試合結果等を記録しています。

  1. 監督コラム

令和5年度全日本Jr.柔道体重別選手権静岡県予選その1

ジュニア県予選が静岡県武道館で行われました。

またまたイレギュラーだらけの大会となりました…。

先日の大雨の影響で、武道館のアリーナが使用出来なくなり、2日間に分けての大会になるという事を大会数日前に聞きました。

前代未聞です。

更に、大会当日に試合内容の大きな変更が伝えられました…。

決勝戦までは延長なしの合議判定、更に指導差1でも決着をつける…。

耳を疑いました。

大会当日にこの内容を聞かされた選手たちに動揺がないはずはありません。

私自身も少なからず動揺しました。ただし、日大三島柔道部は常に延長ではなく、早い勝負、本戦での決着を意識して稽古してきました。いつも通りやるのみ!そう思って試合に臨みました。

結果は…

60kg級:赤嶺橙ベスト16  薮田尚武2回戦敗退 石川拓実初戦敗退 土屋雄海棄権

66kg級:山本蓮心第2位 神山蓮翔第3位 

73kg級:伊東礼慎第3位 藤田惺士朗2回戦敗退

81kg級:南口利斗ベスト8

 

以上、残念ながら今回も優勝者は出ませんでした…。

今日出場の三年生にとって蓮心以外は実質引退試合になってしまいました…。

悔やまれる結果です。チャンピオンを目指して努力してきた成果は充分に発揮していました!チャンピオンになった選手と同等の試合をしていました。見方を変えたら勝っていた試合もありました…。

まさかの決勝戦、準決勝が終わって心の準備も出来ずにスタート…。

負けた瞬間に私の頭によぎったのは、「悔しい」よりも「選手がかわいそう」でした…。

そんな感情になったのは初めてです。決勝戦には心の準備が当然必要です。自分の試合が終わり、仲間の試合を応援に行った矢先に、呼び出しの連絡…。

プログラムの試合順には確かに続けて試合をするような番号が振ってありました。

しかし、基本的に大会はいつも決勝残し。早く試合を進めるにしても、決勝までそのまま進むなんて思いもしませんでした…。

蓮心も完全に面食らっていましたね…。

私の大きな勘違いで選手の優勝を妨げてしまいました…。申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

せめて決勝戦は…

今更仕方ない事ですが、イレギュラーの恐ろしさを痛感しました。

 

決勝だけでなくやはり今大会は本当にたくさんのイレギュラーが起こっていました。改めてルールも含めて選手たちと確認、反省をしていきます。

優勝できるチカラのある複数の選手たちが今回もあと一歩結果に繋げる事が出来ませんでした…。

チャンピオンになって欲しかった…

決勝戦で勝負して欲しかった…

もう少し落ち着いて試合させてあげたかった!

 

こんな事言ってはいけないかもしれませんが、負けた感じはまだ今もありません。

 

来週は蓮心の東海総体。そして次はジュニア後半と中体連東部団体戦です。

アツいアツい試合は続きます!

負けた思いを胸に更に努力していきます。これからも日大三島柔道部を宜しくお願いしますᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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