柔道には色々な魅力があります。
観る人を魅了するダイナミックな一本勝ちはその一つでしょう。
立ち技での一本、そして寝技での一本。
ともに素晴らしい「技」です。
その技を磨く為に選手たちは毎日必死に考え、反復練習をします。
しかし、反復練習だけでは試合で使える
「本物の技」はなかなか身につきません。
実戦的な本気の稽古を積み重ねることで身についていくものです。
実戦的な稽古にはリスクもあります。
それは怪我です。
「怪我には必ず理由がある。」
「怪我をしてはダメ。そして、させてはダメ。」
毎日のように選手に言い聞かせています。
日大三島は大人数で、揉まれながら成長を待つチームではありません。
一人ひとりの個性を活かしつつ、チーム全員で成長するチーム。
日々意識している事です。
1人でも怪我で稽古が出来ない選手が出てしまうという事は本当に苦しい事です。
怪我をしたくてする選手、怪我をさせようとして技を掛ける選手は日大三島にはいません!
関節技は特に一瞬の勝負が大切です。
熱い実戦稽古になればなるほど、怪我の可能性が高くなるでしょう…
選手たちの意識、今一度高めていきたいと思います。
「怪我をしない稽古そして、させない稽古」
大きな大きな課題です。
出張や校務で道場に私自身が足を運べない日があります。
選手たちの意識、視野の広さをこれからも高めるように育てていきたいと思います!
悩みは尽きません。
だからこそ成長出来る。
道場での怪我は私の責任。
怪我をさせてしまった選手、保護者の皆様のお気持ちを考えると本当に苦しくなります。
申し訳ありませんでしたm(_ _)m
私自身より成長し、選手たちも必ずより成長します!これからもご理解とご支援をよろしくお願い致します。