令和5年度の初陣です。
市立沼津高校を会場に午前は中学会長杯、午後は高校春季大会が行われました。昨年度中学は優勝している大会です。2連覇を‼という思いで臨みました。
結果は・・・。
高校中学共に準優勝・・・。あと一歩及びませんでした。
中学生は4人での参戦。昨年は4対4での決勝戦でしたが今年は4対5。長岡中との決勝戦となりました。
準決勝まではきちんと自分の仕事をし、固い柔道ができていたとコーチから報告を受けていたので気持ちは充実していると思っていました。
しかし、勝負は甘くありませんでした。
先鋒不在で1点取られ、次鋒戦。前半は何とか食らいついていましたが、結局ほとんど柔道をさせてもらえず、振り回され、最後は1本負け。完全に完敗。
中堅も自分の良さを全く出せず、相手に合わせてしまい技有り負け。強気で勝負して欲しかった・・・。自分が負けたらチームが負ける。怖い。その思いが強くなってしまっていました。実力では間違いなく負ける事はなかったはずです。逆に取れるチャンスでした。稽古あるのみです。
副将は相手を全く相手にせず、1本勝ち。うちのポイントゲッターに対しメンバーをしっかり準決勝とは変えてきましたね。
そして大将。勝敗は決まっていましたが、ここは確実に1本勝ちして次に繋げたかった。まさかの技有り負け・・・。
通常なら考えられない負け方でしたね。しかし、ある意味想定できたことかもしれません。
1-4惨敗。
この負けは大きいです。勝ち負けが全てではありません。しかし、選手たちは勝ちたがっていました。その為に何ができるか、大人が支えてあげるしかないです。本気になれないのであれば無理させる必要はありません。しかし、選手たちは「本気で勝ちたい。」もう一度気持ちを引き締めて努力します。と語っていました。
信じて向き合い続けます。
もうあっという間に4人の中学生も中学最終学年です。中体連で先ずは一花咲かせたいですね。ご理解とご支援をお願いいたします。
さて、高校生です。準決勝から一波乱ありました。新入生相手にまさかのあっけない1本負け。悔しいを大きく通り越し、虚しかったはずです・・・。本人のこれからを見守ります。
決勝戦。
県の頂点にずっと君臨する加藤学園が相手です。オーダーを見た瞬間目を疑いました。まさか・・・。このチャンスを掴むしかない。
皆思ったはずです。
想定通りの先鋒戦。絶対に勝つはずでした。勝ちたかった・・・。ここは何としても取るという気迫が欲しかった。なぜ・・・???
まさかの引き分け・・・。新入生には格の違いを見せなければチャンピオンにはなれません。もう一度自分自身と向き合うしかないですね。
次鋒戦は格の違いをきちんと見せ、1本勝ち。代表戦をやらせたかったですね。
中堅はワンチャンス作りましたが、気持ちの甘さが出てしまい最後は1本負け。稽古から崩れ続けている調子をどこで取りもどすか。本人次第です。
副将は本当に本当にもったいなかった・・・。強気強気強気・・・。
この言葉を呪文のように唱えて気迫ある勝負をして欲しい。必ずチームの柱に最後はなってくれるはずです。自覚あるのみ。
大将は良い経験をしたはずです。これからが大切です。今日の思いを大切に自覚あるのみ。
1-3負け・・・
今回こそは選手の本気の形相を見たかった。本気を形にしてそれが結果に繋がって欲しかった・・・。
無念です。
稽古でもっともっと鬼になります。笑顔で追い込みたいと思います。
令和5年度、悔しいスタートになりましたが、選手たちを信じる気持ちは当然変わりません。保護者の皆様はじめ関係者の皆様のアツい気持ちも選手たちに伝わっているはずです。
これからです!
GW明けから県大会は久しぶりに応援が自由になると思います。ピンクのTシャツで熱い応援をよろしくお願いします。
次は4/29インハイ個人東部、そして5/3会長杯県大会です。楽しみにしていてください。選手たちの自覚を促します(`・ω・´)ゞ