日大三島高等学校・中学校の柔道部ホームページです。柔道部の活動内容や試合結果等を記録しています。

  1. 監督コラム

第58回東部柔道祭

img_4594 img_4592本日沼津勤労者体育センターにて柔道祭東部予選が行われました。
チーム日大三島柔道部は高校、中学の部で参戦しました。

結果は…
中学生、1回戦敗退。
高校生、優勝!平成15年度以来、やっと優勝旗が戻ってきました。


中学生は3人での参戦だったので厳しい事は覚悟していました。
中堅の一年生雄一朗が県大会3位の実力者に一本負けをし、チームとして負けが決まってしまいました。
しかし、その後の二年生二人はしっかり一本勝ち。キチンと次に繋がる内容でした。
来年度新入生が入って、チームがキチンと出来ることに期待したいですね( ^ω^ )

そして高校生です。
今大会初めて第1シードでの参戦になりました!
ベスト8からの参戦です。

初戦は裾野高校。4人チームですがなかなかの実力者のいるチームです。
先鋒の魁は大分調子を上げてきたので、負けることはないと信じて送り出しましたが全く強気の攻めが出来ずに2人目で敗退…。

この壁をしっかり乗り越えて県大会を迎えたいですね!

次鋒の亮太が1人取って1人分け。かなり硬さが目立ちましたが、まぁ最低限の仕事はしました。

そして中堅の絃希がキチンと相手の大将に一本勝ちをして三人残し勝利。

最高のスタートではありませんでしたが緊張しがちな選手たちが試合できた事は良かったでしょう。

そして準決勝。ここ最近はずっと飛龍か加藤学園との準決勝でしたが、今回は第1シードだったので反対側に別れました。

相手は第4シードの宮北を破って上がってきた市立沼津。合同稽古も良くやらせていただいていますが、まとまりのある良いチームです。

ここは二年生亮太が意地を見せてくれました!

五人抜き達成(^-^)v

準決勝での五人抜きは立派でした。

個人戦で県大会に駒を進められなかった悔しさをしっかり団体戦で出してくれました。
マジメにコツコツ努力してきた成果がここでみられました!
自分の勝ちパターンを明確に作る事の大切さをしっかり示しましたね。自信になったと思います。

さあ遂に決勝戦。

相手は予想通りの加藤学園。
準決勝は飛龍相手に2人で勝ち切り、勢いに乗ってきました!

どんな状況でも選手たちに迷いは全くありません。

いい顔していました。

 

夏は加藤学園に準決勝で勝ちましたが、インターハイ選手を温存していたので今回が本当の勝負だと皆思っていたと思います。

先鋒は安定の潤。夏以降ぐっとチカラをつけてきました。間違いなく取って来ると信じて送り出しましたが、しっかり早い段階で一本勝ち!
相手の次鋒はインターハイ選手。
ここで分け切ることが大切なんですが、残念ながら指導を重ねてしまい僅差負け。しかし最低限の仕事はしました。

次鋒は絃希。組手を徹底する稽古を積んできましたが、始めと同時に下がってしまい、技有り。何とか抑え込みは逃げましたが、相手の圧力に引きましたね。
しかしここで気持ちも開き直り、思い切った攻めに転じて有効を取り、あわや抑え込めるか?という状態になりましたが一歩及ばず…。

そして最後は下がった所を大外で押し込まれ一本負け…。

有効を取れた事はしっかり自信にして、下がった事を本当に反省したいですね。

中堅は重田。疲れが見えてきた相手の次鋒を攻め切り、最後は払い腰から後ろ袈裟で一本勝ち。
相手中堅も取り切りはしませんでしたが、落ち着いて稽古通りのパターンで投げて優勢勝ち。

副将の相手はポイントゲッター。病みあがりの重田に3人目では厳しかったですね。初めは何とかしのぎましたが、最後はしっかり決められ、一本負け。

うちの副将は準決勝で大活躍の亮太。

自信を持って戦いましたが、まだチカラ及ばず一本負け。

しかし相手のスタミナを消費させることは出来ました。

残すは大将キャプテンの海斗。

相手は重量級2人。身体はひと回りデカイ選手です。

 

全員の気持ちは間違いなくひとつだったと思います。

「今の海斗なら間違いなく投げてくれる!」

 

そして期待通り、スタートからガンガン前に出て攻め続け、最後は完璧な大外刈り一本‼︎

お手本でした。

 

応援の雰囲気は最高潮。

大将同志の戦いになりました。夏の金鷲旗大会では大将戦で悔しい涙を流しました。

その悔しさも間違いなく土台になっていたでしょう。

 

甘さが少し出た場面もありましたが、最後は最高にしびれる抜群の大外刈りで一本勝ち‼︎

主審の一本という声に、込み上げてくるものがありました…。

たかが東部大会という人も沢山いると思いますがやはり勝ち切ることは本当に難しいものです。

苦しい試合でした…。

本当に良くやってくれました(^-^)v

まさにチーム力で掴んだ勝利でした。バトンをしっかり繋げた事が一番です。

 

しかし手離しには喜べません。

今大会の勝利はあくまで通過点。

これから県大会の頂点に立つ為にはもうワンレベルアップが必要です。

勝ち抜き戦の鉄則は

 

「取ったら次に引き分ける!」

 

大事な場面でこの仕事をしっかり出来るようにスタミナ、筋力を徹底してつけていきますε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

一歩一歩確実に前に進み出しました。

 

「感謝を結果に!」

皆様にまた今回も少し感動を伝えることが出来ました!

本当に応援ありがとうございましたm(_ _)m

 

次は県大会。修学旅行で一週間稽古出来ませんが、何処までやり切れるか楽しみですね。
気負わず、平常心でプライドを持って行きたいと思います*\(^o^)/*

 

 

別件ですが、監督であるわたしの試合中の態度がオーバーリアクションで、問題がある!
というご指摘を頂きました。

今のルールを理解していない訳でははないのですが…(*_*)

 

しっかり反省をします。

 

柔道は武道。

心を育てることが大切です。

私自身がキチンと真摯な態度で監督席に座りたいと思います。

今大会の一番の反省は私かもしれません…。

 

監督コラムの最近記事

  1. 令和5年度慶應杯争奪柔道大会

  2. 令和5年度静岡県高等学校新人体育大会柔道競技団体の部

  3. 令和5年度静岡県新人体育大会柔道競技個人の部

  4. 第12回遠江親善高校柔道大会

  5. 令和5年度静岡県高等学校新人柔道大会東部地区予選男女団体の部

関連記事

contact

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

投稿の月別アーカイブ

PAGE TOP