日大三島高等学校・中学校の柔道部ホームページです。柔道部の活動内容や試合結果等を記録しています。

  1. 監督の独り言

平成26年度第45回全国中学校柔道大会

愛媛県松山市で行われた、全中に行ってきました!
本校で稽古していた、錦田中の大橋海斗選手と裾野東中の重田幸大選手の応援と来年日大三島中が全中に参戦する準備を目的にきました。

先に試合をしたのは、重田選手。相手は東京代表の選手。自分の組手に1度もなれずに、回され抑えられて初戦敗退。自分の組手になれば素晴らしい力を発揮するのですが、まだまだ組手の厳しさがないので全国では通じませんでしたね。残念ではありましたが、中学で全国を経験出来たことは高校に上がってから必ず生きてきます。これからが楽しみな選手ですね!
そして、東海チャンピオン大橋選手です。一回戦シードで二回戦から登場しました。1分以内だったと思います。相手が奇襲の組際大外に来た所に、完璧に合わせて大外一本!どんな選手も初戦は緊張するものです。そして上を目指す選手程、初戦の勝ち方にはこだわって欲しいものです。今回の初戦は素晴らしい勝ち方でした。そして三回戦、甘い組手のまま大外にいき、がっつり返され技有り、更に抑えられました…
が、キチンと逃げ、次の審判の「始めっ!」と同時にがっぽり大外に入り、一本!同じミスはしませんでしたね。
ここでベスト8。次は名門天理の選手、一つのヤマでした。気合いの入った良い顔をしていました。前半は常に前に出ていましたが、決めきれずに攻めあぐねていました。しかし、ここが彼の成長したところです。ずっと右技で攻めていたのを、逆技の袖釣りでつめて相手が気を抜いた瞬間のワンチャンスを逃さずにがっちり抑えて一本!
大きな一本だったと思います!

そして準決勝。今日初めての左組の選手。試合が始まる前の二人のオーラを見比べた時、準々決勝までに感じなかった少しやな予感がしました。気合いは最高潮、しっかり乗っていました。しかし、全く良い所を持たせてもらえず、今大会初めて焦りが見られました。そして中盤、接近戦で勝負すべきところでホンの少しだけ弱気が出てしまい、押し込まれ有効…。その後もキチンと持てずにバタバタしてしまい、最後は思い切り勝負に行って奥を取りにいきましたが、逆に背中をもたれ、腰に乗せられ、ブチ回され一本負け…。彼の描いていた日本一の夢は絶たれました。

でも、本当に素晴らしい試合だったと思います。持てる力を出し切りました。うちの高校生たちにも見せたかったですね。負けても悔いの残らない負け方というのは今日のような負け方だと思います!もちろん負けは負け。悔しいものです。反省点もあります。でも大切な事は「今の自分の力を出し切ることができたのか」ですね!出し切るメンタルをしっかり持つ事が今のチーム日大三島の課題です。

話がそれてしまいました^_^;

全国三位!本当に立派です。果たせなかった日本一は高校で果たしましょう‼︎昔は東京神奈川、あるいは九州でなければ日本一はないなんて言われていましたが、最近は地方でも勝てることが証明されてきました!静岡県民代表として静岡県の学校で日本一を目指して欲しいと思います。

海斗、重田本当にお疲れさまでした。
支えて下さった全ての人たちに感謝してまた努力して下さい!日大三島で待っています(^O^)/
色々とありがとうございましたm(_ _)m

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